harutoです。
リーダーになる。(なった!)
どっちでも気分は悪くないですよね。
そもそも、リーダーになるとはどういう意味があるのか?
組織の中では、みんなの上に立つ者という位置づけと考えて良いと思います。
チームを任される、プロジェクトを任される。
という事になるので、その資質があると判断された訳です。
つまりは「評価」されたという事です。
あなたは、リーダーとしてやっていくことができるか?
この記事に、目が留まったという方は、これからリーダー格に昇進する人と、リーダーとしてやっているが、今一つ自信が持てない。
はたまた、これからリーダーになってやるぞ!という読者さんだとの想定で綴っています。(笑)
入社3年目を迎えたら一般的にあなたも、もう一人前です。
そろそろ部下を持って指導に当たり部下を育てる役割が課せられます。
(年数はあくまで仮定です3年が2年目でも5年目でも構いません)
その分、責任はついてきますが、評価された。信頼されているというのは、悪い気分ではありません。
お給料も手当てがつくしね。
モチベーションだって上がります。
だって、いわゆるボス(責任者)となる訳ですから。
小さくても自分の縄張り、居城の主です。
・王様になった「わ・た・し!」と喜んでもいいのですけど…
・俺(私)がボスだ!俺(私)の言う事は絶対だ!と吠えてもいいのですけど…
自分のチームやプロジェクトを任されるという栄誉と一緒にそれには「リスク?」として、
面倒を見る役、成功に導く義務という責任を負う事になります。しつこく言いますが、これは必ずついて回りますので。
責任?
かったるい!
じゃぁ俺(私)、
リーダーやらない!
という人も出てきます・・・。
代わりの人材がいれば、そうしてもいいのかもしれませんが、組織内の決定事項、組織が人選した訳ですのでそう簡単にはいかないでしょう。
で、腹を括って「リーダーの責」を呑んだとします。
さて、あなたは、リーダーとしてやっていくことができるか?
前置きが長くなりましたが、本題に進めてまいりましょう。
えっと・・・
何からでしたっけ?
ゴン!(痛て…)
そうです。
リーダーとしてやっていくことができるか?
でしたね。
結論から言えば、「できます。可能です」
・・・
こらこら、それだけかい!
・・・
はい。
なんか、もっと、こう・・・なんかあるやろ!
・・・
はい、先ずは「できると自分を信じて」欲しいですね。
「できると自分を信じて」というセルフイメージを持つ
あなたが、もし、
「でも・・・」とか
「どうしよう・・・」とか
「やっぱり・・・」とか
考えていたら、できるものも、できません。(これはハッキリ言いたいことです)
先ずは、これです。
そうしないと、あなたは話を聴いてくれないと思いますし、百歩譲って、話は聞きました・・・。
で?
数時間後には脳内からこの事が消えてしまっているので、行動を起こさないと思いますよ。
大抵の人が、こんな感じになっちゃうようですから。笑
だからこそ、可能な限りそうならないようにするために、
1.できると信じてみましょう。
2.それから話を聴きましょう。
ここら辺の「順番」がとても必要なのです。
これをちゃんと意識できるならば、あなたは、リーダーになれます。
確かに、これだけでは、説得力が不足していますかね?
納得できてなさそうな感じが伝わってきます…
では、リーダーになるなら、自覚しておいていただきたいこと。
これについてお話させていただきます。
前提条件として、リーダーには「指揮者」と「指導者」の要素が不可欠で必須だと考えています。
指揮者とは、非常な決断を強いられるからです。
指導者とは、人間味の豊かさを要求されるからです。
この組み合わせって相反するようなことのようで、まるで二重人格者のように感じるでしょう。
実のところ、リーダーにはこのどちらかが欠けてもいけないのです。
また、使い方を間違えることもダメです。
特に上級リーダーになればなるほど。
(と見てきた限り思いますね)
これについては、記事が進んで行くなかで理解していただけると思っていますので、
今現在「よくわからん」という感じでも構いません。
では、自覚して欲しいことは、大きく3つあるので、先ずはその中の1つを披露します。
「態度と対策」という事の次第を知る。
「態度と対策」という事の次第を知っておいて(知って欲しい)ください。
態度と対策って・・・
思うところ、多くの人は、態度と対策を混在(混同)したような行動をとる事が、多いように感じます。
よくニュースでも見かける事が多々ありますが・・・。
古い事例ですけど、
サケやマスの漁獲量に関係する日ソ(ロ)漁業交渉の問題でした。
外国との折衝ですね。
ここでは「日本の態度を明らかにせよ!」
と相手国から問われているにもかかわらず、交渉が暗礁に乗り上げていると捉えたのか、その問いかけに対して、いきなり解決案を提示している様子のニュースが流れてきて…
「サケ・マスはこれだけにする」と、日本側は態度ではなく、対策を提示してしまっていたんです。
日本語でも態度と対策をちゃんと理解しているかどうか難しいし、それが外国語で通訳を通してのもので、聴き取り違えた?とも考えられますけどね。
しかしこれ以外でも、労働組合対策、販売店対策、奥さん対策?
問題に対いて対策に夢中になっている傾向が強く出ているように思います。
特に日本人には多い傾向だと思います。
ここでの、態度を明らかにする。
というのは・・・
その問題の位置づけを明らかにするということだと思うのです。
態度を示す前に対策を提示している訳ですから、相手は「何だ?」いつの間にか話が進んで、こっちの意向が通てるみたいになってるじゃん!
絶対に、ラッキー!とか思われてそうです。
もっと、解かりやすい例として、
旦那さんに女ができたとします。
その彼女が「あんた!態度をハッキリしてよ」と問われたとき彼女は「奥さんと私とどっちをより大切にすのかを訊いている」のに、その時ほとんどの男は「そのうち女房とは別れるから、君には迷惑をかけないから」
などと、アホなことを、大真面目な顔で言っている・・・。
これは、つまり「対策」に大わらわなんです。
問題に対しての態度の取り方は、政府であれば自国に、会社であれば自社に、個人であれば自分にとって欠かすことができない大切な相手である場合は、何を差し置いても最優先で臨むべきです。それから対策を講じる。
でも、どうでもいい相手てあれば、何と言ってこようが対策ゼロで無視しても構わないはずですよね。
つまり、先ずは態度を明らかにして、そのうえで必要な対策を考えればいいのです。
リーダーとはこういう姿勢をとることが要求されると思うのです。
日本の外交が世界ではどうみられているか・・・。
失笑までは無いにしても低く優先権は最低にされているなんて話は耳にします。
これは態度不明のまま、対策に夢中になっていることが、現象にただ振り回されて右往左往しているように映るからです。
「お客様は神様です」というセリフ、
おーこれは!と顧客視点では嬉しいです。
販売側の姿勢という点で見ていけば、誰もがそう思うでしょう。
しかし販売側もそうはいっても・・・です。
これも卑屈すぎる姿勢はどうかと思います。
これが落とし穴なのかとも思いますよね。
三波春夫氏のこのフレーズは商売繁盛の秘訣ですと言われれは解かる気がしますが、とんでもないお客さんへもこの姿勢でやっていけますか?
態度を明らかにするために、必要なことは?
どのような問題にでも「自分にとって何なのか」これの逆が相手にとって「自分はなんなのか」ということなので、この姿勢を持つことです。
これは「弱い人」は常に「相手にとって自分は?」という問いかけをする人になります。
世の中の夫婦喧嘩のほとんどは、奥さんのこの姿勢からスタートしていると思うのです。
「あなたにとって私は何?」「妻という名の家政婦?」というケースです。
奥さん(女性)は弱いからこそ、この問いかけしかないのです。
「自分にとって夫とは何か?」という姿勢で問いかけないのです。
(思い返せば、そうだ!と思うところがありませんか?)
それに対してほとんどのご主人はその場を濁す(ごまかす)ためにあられもない事を口走り、ますます奥さんに油を注ぐことになったりして嫌悪感を煽り立ててしまった・・・。
となっているのです・・・。
リーダーになるのであれば「強い人」にならなければなりません。
相手にとって自分は・・・ではなく、自分にとって・・・という事を、これを忘れないようにしましょう。
そうしないと、クラブやバーのホステスから「あなたは、私の店にとって大切なお客」と言われて、有頂天になって、ロッカールームでは舌を出しているホステスに気が付かず、自分はモテていると勘違いの「のぼせ野郎」と同じになります。
そんな人と同じににならないことをお祈りします。
まとめ
リーダーになる貴方に自覚していて欲しい事の1つ目は「態度と対策」を間違えないで欲しいという事です。
態度を明らかにするという事は「自分にとって・・・」といえること。
ここだけ見たとしたら「えっそうなの?」と感じるかもしれませんが、リーダーには、指揮者と指導者という二面性を持っている必要があるという話につながってきます。これは指揮に値する部分です。
こう考えておいてください。
苦渋の決断をする場合には必要なのですから。
最後まで、お付き合い頂きありがとうございました。
次回の予告。
「非情と有情」です。