職場で雑談が無くなってると危険かも?これもリーダーの役割?

雑談?と聞くと、仕事に意味のない会話というイメージが湧く方もいるでしょう。

上司は「黙ってはたらけ!」みたいなことを言います。

でも、雑談ができないほど、ぎくしゃくした職場って好きですか?

どんよりとした職場、ピリピリした緊張感だけの職場で、

生産性は上がるのでしょうか?

そんな職場で働きたいと思います?

 

私は敬遠したい派です。(笑)

もちろん、緊張感がゼロというのもどうかとは思いますが、

そこには雑談なるモノが含まれてもいいんじゃないかと考えています。

そして、それを率先して作り出すのは、やはり「リーダー」の手腕です。

意味のない会話があるという状態は案外大事な要素でもあると考えます。

 

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雑談が全くない職場は

みんな静かに、コツコツと、無言で作業をしている状態を見れば集中してるように見えますが・・・

 

人の集中力って50分前後でしょ?

例えば
9:00から12:00 で3時間
13:00から18:00 で5時間

月曜日から金曜日の5日間で、40時間。

 

緊張感を保って、息抜きなしでこの時間を作業するだなんて、

効果が上がっているとは思えないのです。

 

気分転換はやはり必要ですよね。

これ実は「働き方改革」に危うさを感じています。

時間短縮=早く帰れ!

というとらえ方になりがちですから「早く帰れ」と言われ、
帰れるに越した事はありません。

しかし、帰りたくても帰れないという矛盾が生じる場面もあるでしょう。

サービス残業などの問題を解決する為なのでしょうけど、やらざる得ない
状況下でもこのように「帰れ帰れ!」という事を口にされる上長も少なく
ありません。

 

そのくせ、間に合わないという報告をすると「無能呼ばわり」されてませんか?

時間短縮にはなったけれど、“やらされ感”もあり、残業代を渋ってるんかな?

とか、変な考えまで及ぶと、楽しさややりがいを感じないし、そうだとすれば、
前向きな気持ちは失せてるのではないかと思うのです。

その結果として、生産性は確実に下がります。

会社によってさまざまな捉え方をされているのでしょうが、

時間短縮だけを追求すると、職場で会話もせずに定時まで働いて

そそくさと帰るということになりかねません。

そんな職場、楽しいですか?

 

周囲とのコミュニケーションが重要

活気ある職場をつくるには、コミュニケーションの重要性を無視することは
できません。

これが唯一だと言えるくらいです。

それも通り一遍ではない、感情も含めた深いコミュニケーションからすべては
始まると考えます。

同僚のことや部下の事を知れば、この人にはどう振る舞えば仕事をしやすくなる
か、とかも分かり、逆に相手も同じようにしてくれるでしょう。

 

これは家族に似ていますよね。

奥様や母上は、あなたが起きる前に起きて朝食の準備をしてくれる。

仕事に出た後は掃除やかたずけをして帰宅すれば夕飯を準備してくれている。

お風呂も沸いているかもしれません。

これって日課だから?

 

いいえ、家族の事を思いやりそうしてくれているのではないでしょうか。

そういう気持ちになれる事は素敵な事です。

 

あなたが「今晩、魚がたべたいなぁ」なんて思いついただけなのに、
夕飯が魚料理だったとか。

わぁー今日、魚が食べたい!って思ってたんだよ!ラッキー!!

あるあるでしょ?(笑)

・・・

社員のみんなが互いを理解できる家族みたいなコミュニケーションを
取る行動ができたらどうでしょう?

 

難しい?

そうかもしれませんが、もしできたら?

そうしたら会議も書類もほとんど不要でしょう。

掃除だってサボらない。嫌とも思わない。

相手を考える行動ができるのは、相手の事を理解できているからで、

何を考えて行動しようとしているのか、その意思(意図)が伝わるし、

解かるから自分だけが手を抜けません。

 

それが仕事に表れて短時間で終わります。

昔の日本の職場では「だべりながら」の仕事は普通でしたよ。(笑)

もちろん、職種にもよりますけど、口も動かしますが、手も動かしています(笑)

しかし今は、話しかけると相手の邪魔になる、このような感じになっている。

それで、隣の人にもメールで連絡して終わりとか、メールをもらった人が、

「マジかよ! 隣にいるのにわざわざメールで伝える?」

なんて考えて「むッ」としてたり。

それって、気遣いとは言わないと思うのです。

 

これではコミュニケーションが取れているとはお世辞でも言えない感じですね。

こんな職場に心当たりはありませんか?

 

何かとプライベートな内容は個人情報だから、言わない教えないという動きから、

社内でも、年末年始の年賀状のやり取りも難しいものになってきましたしね。

全社全体でとは言わないまでも、同じチーム内くらいはコミュニケーションをとる
べきだと思います。

 

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コミュニケーションにはいろんな効果を期待できます。

周囲とのコミュニケーションを通して、やりがいを感じられます。

それに、チームのメンバーに感謝されたり、上司に頑張っているね!と言われたりすると、

 

嬉しくないですか?

 

やる気が湧きますし、ワクワクもしますよね。

ワクワクすると、自己肯定、自己実現、前向きな気分になれる。

それも増幅されているかのように、それが仕事に対する好循環を生みます。

気持ちよく仕事に入れる感覚はあなたも経験あるでしょう。

憂鬱な状態だとテンションは上がりませんし、嫌々仕事に入ることになるので

 

効率も最低でしょう

 

それを率先して作り出すのはやはりリーダーです。

いや、リーダーの資質を持ち合わせている人もですね。

リーダーは、夜の海を航海する船舶にとっての灯台のようなもです。

みたいなお話は聴いたことあるでしょ!

頼りにしている灯台の火が消えていては船乗りは不安に襲われます。

それだけ、リーダーは明かりを灯していけなければならない存在なのです。

少々のことでは明かりは消えない、消さない強さが求められているのは、

当然なのです。

しかし、リーダーも人(人間)です。

ともすると落ち込み、自信を失い、精神的に追い込まれたり、落ち込んだり
して当たり前です。

でも、誰よりも早く、そのスランプや落ち込んでいる状態から立ち直ること
が大切なことであるのは、お判りでしょう。

そのためのポイントは、

できるだけ明るい人になるための努力をすること。

・・・

ここでいう「明るい人」とは、空元気の笑みをたたえている人

というのではありません。

ここでいう「明るい人」とは、過去や、やってしまったことに、不必要に

こだわらない人になるという意味です。

これの反対に「暗い人」というのがありますが、これは、過ぎたことに
妙にこだわり、うじうじする心の強い人のことを言います。

このこだわりの中で特にまずいと言えるのは「面子」「世間体」
「本当の誇りではなく、ただのツッパリ」

つまり意固地です。

これが、スランプや落ち込みに拍車をかけることになって、悪い方向へと

追い込んでいるのです。

最悪の場合、ノイローゼになったりするかもしれません。

この、こだわり(面子、世間体、ツッパリ(みえ))を捨てて明るさを大切に
したいものです。

そのためのポイントは・・・

自分のすべてをさらけ出せる人を一人見つけることです。

これはあなたを受け止めてくれる人という意味ですが、恋人だけではありません。

あなたが尊敬できる人というのが含まれます。

既に、あなたにはそんな師がいらっしゃるといいですね!

え~っ いませんよ~ そんな人・・・

そうですか…。

案外、気が付いていないだけかもしれませんね!

あなたを見てくれている人がいるんじゃないですかね?

叱ったり、叱ったり、叱ったり・・・

おっと、そりゃ、・・・

さすがに嫌ですよね。

でも「叱ると怒る」の意味をあなたがちゃんと理解できていればね。

 

締める

社内から雑談が消えるという事は、最低限のコミュニケーションも取れていない

可能性があることに気が付きましょう。

時間を無駄にするだけのおしゃべりはさすがにいただけませんが、会話を交わし
ながら作業を進める、休憩時に雑談したりするのは大事です。

仕事は一人でやれるものではありませんし、人と人が織りなすモノですから、

コミュニケーションが取れない相手と信頼関係は築けないでしょう。

 

そこはリーダーや気が付いた(リーダーの素質がある)人が

 

きっかけを作ってあげましょう。

 

リーダーは、夜の海を航海する船舶にとっての灯台のようなもの
でなければならない。

という事を言いましたね。

 

リーダーが迷っていると部下は不安を感じます。

不安を感じる部下は、リーダーへの信頼を損ねます。

信頼を得られないと、仕事は空回りして、思うような成果を得ることは難しい。

 

それは、部下が無能だからだ!

 

と口にする前に、リーダーがリーダーの役割を理解して行動しているかを
確かめてみて欲しいです。

それと、部下はリーダーをもっと知ることをお勧めします。

ビジネスで人の上に立つ立場の人が全て理想のリーダーとは言えませんが、

上に立つための努力はした経験がある人だと思います。

 

そういった視点で、見てあげると、資質はあるのではないでしょうか?

案外あなたのリーダーは「いい感じ」な方かもしれないですね。

もちろん、ダメダメな「リーダー」かもしれませんが・・・。

それを、正しく判断するには、あなたも色々学んで経験して、

失敗してチャレンジしていかないといけないでしょうね。

それには、接すること、コミュニケーションを取ることがやはり大事なことでは?

と、思うのです。

 

いかがでしたでしょうか。

最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。

 

 

次回予告は、「部下の存在を大切にして・・・」です。

 

to be continued…

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