叱られているのにヘラヘラしている部下を、さらに怒鳴ってはいけない理由

こんにちは。harutoです。

こんな態度はもってのほかですが(小ばかにしているような画像で申し訳ないです)
この記事を書こうと思ったきっかけは、へらへらしてる相手に?

そんなことあるのか!

これが、第一印象でした。
私も、部下が、ミスをして、それをたしなめている状態でへらへらした態度を
していたら、むっとします。(笑)

へらへらというよりも、確実に「笑う」子も居たりして、叱られている状態で、笑うか?

と思ってしまうと、なんだ!その態度は!

と・・・

そんな経験を何度かした記憶もあります。

ヘラヘラしている部下を、さらに怒鳴ってはいけないだと!

なぜじゃー!(怒)

あなたも、そう思いますよね・・・。

 

 

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それには、科学的な理由があった!

そんなんの知らないぞ!!!!

てな反応もありあり、ですよね・・・。

ではこの機会に、そのあたりの事を理解することも必要なのかも・・・

いい上司になるには、こういった知識も必要な時代になったんですね。

 

叱られているときに笑っている人の謎?

叱られているときに笑っている人の謎とその対応法について考えたいと思います。

新入社員や部署移動による人的交流の変化が少しづつ落ち着き、
職場の雰囲気が安定してきた梅雨を迎える前の穏やかな今日この頃。
(なんか、入学式の代表式辞みたいです(笑))

新しいチームをまとめるチームリーダーや課長、部長の始めの試練は・・・

部下を「叱る」ということではないでしょうか。

ここまでは「まだ研修中だから」とか「まだ新しい部署に慣れていないから」
とかいう理由で仕事のミスを多めに見てきた期間もそろそろ終わり・・・。

叱るときには叱る。

言うべきことはハッキリ言う。

 

問題は、「その伝え方」です。

仕事でミスをした部下はどの程度反省しているのだろうか?

ミスをした部下にどの程度の厳しい言葉、どんなアドバイスが適当だろうか?

こうしたことを色々考えながら仕事をミスした部下を叱っていたところ、
部下が「ヘラヘラ」していました。

この態度に思わず感情的に……。

よくある展開です。

・この部下は仕事のミスをなめているのか?
・学生気分が抜けていないのではないか?
・自分に敬意を払っていないのだろうか?

色々なネガティブな想いが巡るでしょう。

しかし、ちょっと待って下さい。

こうしたネガティブな原因がその通りである可能性もありますが、
全く見当外れの可能性もあります。

そこ、それは何なんですか?

私たちの中には、ネガティブな体験、この場面でいうところの「叱られる」
という体験を経験しているとき、笑ってしまう人が一定数存在するのです。

そーなんですか?
私はそこでは笑えないしへらへらできないと思っているのですが・・・

確かに、一般的な感想はそうですね。

でも、ここで少しみなさんの人生を振り返ってみて下さい。

子どもの頃、親に叱られている兄弟・姉妹や
学生時代、先生に叱られている友人、
または、部活で先輩に叱られている後輩……などなど。

こうした場面で叱られているのに「笑っている」人、いませんでしたか。

思い出してみると・・・。

いたと思いませんか?

この笑顔の正体は何なのでしょうか?

この笑顔の正体は?

この笑顔は、ネガティブな状況に対処するために私たちに備わった
心の防衛機能」正確には「自己調整機能」というものだそうです。

こうした機能を持っているため、ネガティブな場面でも笑顔が現れることが
あるのです。

表情フィードバック」と言って、私たちの感情の働きには楽しいから笑うと
いう方向性だけでなく、笑うから楽しくなるという方向性もあることが知
られています。

したがって、ネガティブな状況で笑顔になることで自分の気持ちが、
ネガティブに落ち込むことを防ぎ、ポジティブにしようとしているのです。
(もちろん、往々にして無意識的にですが)。

なるほど、心を守るための働きなのね。

では仕方がない…
とはなりませんよね。

いくらそうした機能があることを頭ではわかっていても、叱っている部下が
笑顔を見せていたら、こちらは「何、ヘラヘラしているんだ!」と感情が
高ぶってきてしまうかも知れません。

・・・

む・むずかしい。

 

叱られているのにヘラヘラしている部下を、さらに怒鳴ってはいけない理由

「何笑ってんだ、コラ!!」と怒鳴る前に、確認すべきこと

しかし、部下の表情をよく観てみて下さい。

顔の隙間から真の感情が漏洩しているかもしれません。

笑顔の隙間から真の感情が漏洩していませんか?

一見、笑っているように見えても、

1.下唇を噛んでいる、
2.眉毛がハノ字になっている、
3.額に波状のしわが形成されている、
4.眉が引き上がりながら下まぶたが緊張している、
5.眉間にしわが形成されている。

こんな表情を垣間見ることができると思います。

それぞれ順に、1.悔恨、2.悲しみ、3.恐怖、4.恐怖、5.怒りor熟考を
意味する表情です。

ここで、あなたが取るべき方法は、

叱る前に、

部下にどんな気持ちか直接訊いてみましょう。

「今のあなたの感情、今回の仕事のミスについてどう感じている」のかと。

それから「今後、ミスをしないようにするにはどうすればよいだろうか」と。

部下の笑顔(へらへら)に、あなたは感情的に反応してはいけません。

また,すぐに諭そうとしてもいけません。

まずは部下の感情を受け止めること。

それから理性に訴えかけましょう。

なぜそうするのか。

感情の置き所がない状態―つまり「自己調整機能」を働かせている状態―では、
部下は感情に支配されているため、あなたの理性的な言葉は耳に入らないのです。

そして、ネガティブな場面での「笑顔(へらへら)」は人に誤解を与えると伝えてあげましょう。
自分の表情グセというものは自分で気づきにくいものです。

部下の感情を整え、適切に管理できる情と理を兼ね備えたリーダーが職場の空気を
つくると言っても過言ではないでしょう。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

注意をしている場面で「ヘラヘラしている部下」を、さらに怒鳴ってはいけない。

という訳はこういう事だったんですね。

人間は感情の防衛本能「心の防衛機能」として、

「自己調整機能」を有している。(無意識レベル)

「表情フィードバック」といい私たちの感情の働きには、
「楽しいから笑う」という方向性だけでなく
「笑うから楽しくなる」という方向性もある。

これが作用して、ネガティブな状況で笑顔になることで
自分の気持ちを、ネガティブに落ち込むことを防いで、
ポジティブにしようとしているのですね。
(もちろん、無意識的にですが)

これも、全員がそういう行動をするのではないのですから、
ある意味、厄介ですね。

それなら、注意する場面は、常に感情を出さないで・・・
というやり方を統一すれば、ヘらへらしている人も、へらへらしていない
人も同じ、指導の方向で行えるという事になりますね。

知らないと、難しい判断をせざる得ないですけど、理解していれば、
十分に活用できそうな気がしています。

あなたは、どうおもいますか?

今回も、最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

参考までに:

防衛機能とは、自己を守るために無意識的に起こる精神的な防衛メカニズムのこと。人間は、何らかの葛藤や痛みを予感すると、そのような状況を避けて自分を守ろうとするために防衛機制(ディフェンス・メカニズム)と呼ばれる心の動きを発動するものです。
自己調整機能とは,社会的な行動をとるために生涯を通じて必要とされる能力であるが,特に幼児期は自己調整機能が急激に発達する時期であるとされている。
この時期になると, 認知や言語がめざましく発達することに加えて,ほとんどの子どもが保育所や幼稚園に入園し, 自己調整の必要性が増す時期でもある。
表情フィードバック仮説(ひょうじょうフィードバックかせつ、英語: Facial feedback hypothesis)とは、「表情フィードバックされて、その表情の感情を引き起こす」という仮説。 フェイシャルフィードバック仮説、顔面フィードバック仮説と呼ぶこともある。

 

 

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