まぁ!なんて過激な表現なんでしょう。
とみなさん思いますよね。
実は、こういう事なんです。
キレるという表現は少し辛辣かもしれませんが、自分の言いたいことは言わないといけない。
言いたいことがあるのにそれを飲み込んで黙ってしまうのはよくないのです。
ということなのです。
海外では、意見が無い人は同意したとみなされ、意見を言わない人は空気と同じになってしまうこともありますよね。
こういった内容のものは、自己啓発系の記事では常に言われている事なんですね。
今回は、意思表示する・・・というより、ちょっと過激な、相手にぶっつける場合「わたし、キレてるんです」と伝わるようにしてほしいのです。
・・・
そんな、キレたら人間関係を悪くするじゃないですか!
そんなことになるくらいなら、黙ってやり過ごすほうが良いですよと、考えているかもしれませんね。
それって、相手にもよりますよね。
・・・
さて、ほんとにそれでいいのでしょうか。
あなたは、キレたことがありますか。
怒りをそれほど感じないという人は、キレないというかも。
怒りは持ってるけどキレることができない。
という人もいるでしょう。
いずれにしても今の社会で「キレない人」はどうなるのでしょう。
私の経験上、いいように利用されて、詐欺まがいのことをされるかもしれません。
それでも怒らない(キレない)人は、怒ってても「キレずに我慢」している・・・。
そういう人に会ったときは、どう感じます?
そりゃ「心の広い、懐が深い人」素晴らしい人でしょ?
本当にそう感じ、思えますか?
私的には、そうは思えませんでした。
きっと、この人たちは単に“カモ”にされるだけで、お金や時間や感情すら、搾取されてしまうでしょう。
キレることは、自己防衛の一つでもあります
仮に周囲の誰か(同期、友人、先輩)が心配して、代わりに怒ってくれる事もあるかもしれませんが、当の本人が怒って立ち向うことを躊躇してしまっているなら代理の人の怒りでは、その相手を変えることなどできない。
きっと無理です。
これには限界があります。
もし、その相手がやたらごっつい強面の人だったり、危なさそうな怖い人や手強そうな人手だったりしたら、そんな相手に自分の代わりになって本気で他人のことを解決してくれると期待するのは無理がありますよね。
そんな正義のヒーローが現れてくれる?
それは無理なことだと思いませんか。
あなたは、もしこの状況でその人の代わりにキレることができるでしょうか。
できる!というあなたは、すごいです。
そんな人物なら、こんなところには来て悩んではいないでしょうけどね。(笑)
だって、その必要が無いからです。
すでに、言いたいことは口にして、自分で突破口を開いていける人なのですから。
話を戻しましょう。
自分の事なので、自分の人生を真剣に考えられるのは、やっぱり自分だけです。
自分が不利益を被ったとか、搾取されそうなときとか、相手が威圧や圧力を加えてきたときに、それに対して怒りを感じることができるのであれば、どんなに「キレる」ことが嫌いとしても、慣れていなくても、自分の怒りを「キレる」という形でちゃんと相手に意思表示する必要があります。
あなたに悪意を持って不利益を与えるような人は、自分に反撃してこない人を探して、狙って攻撃してくるからです。
「キレる」ことに慣れている人と訊くと、「やっかいな人」と感じるかもしれませんが、四六時中キレてる人はいませんし、もしキレなければならないときに、慣れている人と慣れていない人では、慣れている人のほうが圧倒的に強いハズです。
まぁ人生長いと、いろいろな場面で、自分の持っているリソースをいろんな形で搾取されることがあります。
日本では、比較的そういう場面が少ないと思いますが、それでも搾取されることがあります。
例えば、これに似たことを経験したり、見たこと、聴いたことってありませんか?
新幹線のグリーン車の席を「譲ってくれ」と言う人がいたのです。
理由は「混んでいるから座ってたっていいでしょ。私は疲れているんだからあんた譲りなさいよ」と、平然と言って来たとします。
厚かましいのは顔だけにして欲しいですが、思いも寄らないことですよ普通はね。
相手が強面の人だったり、そうでなくても、それこそギャアギャアと声高々にまくし立てているような人だったりすると、気の弱い人などは、係わりたくないなぁ・・・と譲ってしまうかもしれません。
もちろんその方が、身体の具合が悪かったり、お年寄りだったり、あなたが「譲ってもよい」と思えれば、それで構いませんが、そうではなく、なんとなく言い返せないから席を譲ってしまうのはそれが「搾取されている」
ということなのです。
そのときにビシッっと「ここの席は私が買ったグリーン指定席です。私は正当な価格を払って購入した席です。ここに私が座る正当な権利を持っています。あなたがやっていることは窃盗もしくは恐喝ですよ」と、言えるかどうかです。
正当な怒りを持っているなら、そこで自分を守れるかどうかは、とても重要なことですよね。
「自分に対して不当なことを言ってくるのはおかしい」と「キレる」気持ちを持てるかです。
もし「よいキレ方」と「悪いキレ方」があるとするなら・・・
「よいキレ方」は、正当な理由があるための怒りであること。それを相手に強くこちらの気持ちや意思を伝えるためのものであること。
「悪いキレ方」は、自分勝手な自己中的な怒りを相手にぶつけ散らすことです。
「よいキレ方」ができないというのなら、自分の怒りの理由が何のかを理解できていないために、大事なものを失ってしまうこともあるのです。
最近のネットニュースで、アメリカの航空会社で似たような記事がありました。
参考先:WFAA.com TheSun,FoxNews ご迷惑をおかけします。リンク切れを確認しましたので解除しています(2020/3/4)。
その記事の大まかな概要は、他の乗客の席に勝手に座って、断固として移動を拒んだ男性。
このせいで、出発まで45分の遅延が生じたようです。
自分の座席は別にあるバズなのに、自分勝手な行為ですよね。
結局は、降機させられたようですが、
自分勝手な我儘をいう男性がキレて、駄々をこねていますが、自分が予約した席に他人が座って喚き散らしてる光景を目の当たりにした正当な座席予約者の人は、どうしたんでしょうね。
この場合は、パーサーが先に気が付いてか、相談を受けてかわかりませんが、すったもんだの末追い出して一件落着の様相でした。
不利益を被る側が、主張をして、正しい主張で有るから、パーサーが動き、我儘な男性を排除したのだろうと推測します。これがニュースになるのです。
新幹線と飛行機の違いは、座席で揉めると航空機は運航できない。
新幹線だと運航しながらでも対処できますからニュースにはならない。
そんなところでしょうね(笑)
座席予約した正当なアメリカの男性がもし「しょうがない奴だ」と妥協したと思いますか?
それは、ないない。
正当な意見を口にしない(キレることができない)などあり得ないでしょう。
それに、マインドコントロールされる危険性もあるということを知っていると思うからです。
言い返さないでいると、それが洗脳やマインドコントロールの入り口になってしまうことがあるからです。
えっ洗脳? マインドコントロール?
言い返さない(返せない)というのは、たいてい「おびえている状態や委縮している状態」とも言えます。
つまり、相手の言葉に反論できないので受け入れてしまう傾向にある。と・・・
いい例が、DVの人間関係がそれです。
支配者的に振る舞う側は、相手が「あなたの言う通りです」と言ってしまう人なのかどうかを細かく観察して見ています。
自分のいい様に扱いたいという不埒な考えです。
洗脳しようとする人は「あなたの言う通りにします」と言う人に、初めのうちは優しくするのが特徴です。
そうやって信用させるのです。
信じさせるようにして、徐々に自分のいい様に取り込んでいくのです。
その後、しばらくしてあなたが「ちょっと抵抗したり、自分の主張をしたりする」と、豹変!
そのタイミングで、あなたのその「主張」をつぶしにかかるのです。
そうかと思えば、とても優しくしたり、理解があるようにふるまい、あなたの為を思っているんだと、アメとムチを繰り返して、徐々に支配関係をつくっていきます。
そうやって洗脳されて、服従の脳になってしまうと、考えないことが楽になってしまい言われるがまま、抵抗もできない。嫌だと感じているけど、吹っ切れない。
こうやって人の思考を奪うことで従属させて搾取するわけです。
これなど、DVのような個人レベルだけではなく、社会や組織と個人の関係においても、人間はヒエラルキーを重視する社会性を持っているので、強いものや大きいものに従うことを
心地よく感じてしまうのです。
遺伝子レベルでそんな仕組みを持っているそうです。
※ヒエラルキー
ヒエラルキーとは、階層制や階級制のことであり、主にピラミッド型の段階的組織構造のことを指す。
元々は、聖職者の支配構造であった。
かつてのカトリック教会や正教会などが、この言葉の現代的意味において「階層的な」組織を持っていたことに起源がある。参照先:ウィキペディアより
日本でも“長いものには巻かれろ”ということわざがありますが、そうすると自然と楽になっていくのですね。自分の裁量権を失っていくので、考えなくてもよくなる、指示されるがままでよくなるから。
強いものに依存していくという感じです。
そうすると自分が属した社会や組織から叩かれることはなくなります。
ココが、楽に感じる部分なんですね・・・。
そしてDVの人間関係のように社会や組織にあっても問題を考えないことが楽になってしまうのです。
社会や組織の常識や慣習、あるがままに従っていれば、頭(脳)を使わず、考えなくて済むからです。
そうした社会や組織に体も脳も従属した人らは、その中で異質な人(ここではまともな人)に対して「和を乱すもの」として攻撃をしてくるでしょう。
そして、そこから逃れるには自分も従属するしかなくなるそれは悪循環になり、そこから逃げるのはとても困難になるのです。
だから、洗脳され無いためにも、そうならないように、最初に「キレる」ことで、周囲に、こいつ「容易ならざる相手」だぞ、こいつは!
という印象を与えること、それを知らしめる必要があるのです。
会社や組織を相手に異質な方が「攻撃する」こともあるかもしれませんね。
ココでの異質は世間常識的には「まとも」な側ですから。
対人関係においては最初から「洗脳もマインドコントロールも利かない」相手だ!
「理不尽なことには黙っていない」やつだぞ!
というところを見せなくてはいけません。
あっ、ふっと、思い出した! 硬派銀次郎みたいな人だ!
・・・
社会や組織においても、闘う必要があるときには闘い、言うべきときには言う人であるということを見せる必要があります。
仕事ができる人という枠に入る人たちはほとんどそうなのではないでしょうか。
成功している人は、賢く“キレる”
「キレる」という表現を使っていますが、ココでの「キレる」というのは計算の上に立った意味での事です。
もちろん、感情的な「キレる」とは違いますからね(笑)
仕事ができる人は、自分の意見や考えを持っていますし、何をすべきかが見えています。
だから、ぶれないし、違う意見を聴き、自分の意見を闘わせられる。
それは、傍から見れば、頼もしい存在でもあります。
変なところで感心するのですが、テレビ番組を見ていると、いま売れてるタレントさんの中には、怒って「キレて」番組を盛り上げていることが意外に多いことに気がつかされます。
例えば、有吉弘行さんや坂上忍さん、マツコ・デラックスさんなど冠番組を持っている方はみなさんは温厚なキャラクターではないですよね。
辛口で鋭くツッコミを入れてくるし、ときには怒りをぶちまけたり、大声を出して叱責すなどされるので、いわゆる「キレ・キャラ」です。
(※すみません悪口ではありませんので語弊が無いようにお願いします)
以前、テレビ業界いや番組内の構成で、キレることで人気を集める芸人さんや、テレビ討論会などで、ここぞというときに怒ってみせる作家や評論家、コメンテーターの方はたくさんいらっしゃいました。
(大竹まことさんはどうされているんでしょう・・・(笑))
もちろん、ただ単に「キレている」のではありませんよね。
進行状況を素早く判断し、まったくもって絶妙なタイミングで!
上手に言葉を選び、賢く「キレ」ています。
だからキツイ言葉で攻撃してるように見えても決して、相手を傷つけたり、打ちのめしたりするようなことがないのです。
(相手の人は傷ついたかも・・・という場面もあった・・・かな?)
感情の赴くままにキレているように見ている側から心配になるような口論(討議)で「キレる」ことで、その場の緊張感を高めて視聴者までも巻き込んだり、その「場」を盛り上げているのです。
(ほんとかな?・・・きっとそうだと思う)
そして、みんなが「言いたくても言えないこと」をズバッと言ってくれるんですから、それに共感を集めます。
さらに「キレる」ことにより「怒るほど、マジなんだ、本当なんだ」という勢いで周囲を巻き込み同意を得ることもできます。
(同調するように仕掛けるとかね)
「キレる」ことで周りを萎縮させるどころか、その場を一つにして調和をとり、和ませたりすることができる。
「キレて」言うセリフもポイントを外さないから、相手からも嫌われません。
(痛いとこと突くな。とは思うでしょうけどね)
それより「よく言ってくれたぞ」と周りが肯定してしまうような、好感を持つ「切り返し方」なのです。
これは芸能界だけではありません。
政治やビジネスの世界でも、自分のポジションを築き上げた、成功している人は「怒らない人やキレない人」ではなく、怒るべきときに「きちんと怒る。キレることができる人」なのです。
怒るべきときに怒らずに、つまり「キレない」でその怒りをため込むのではなく、上手に「キレる」ことで、多くの人の心をつかんで自分の立場を手に入れています。
実際「キレる」ことは激しい感情の発露ですから、それだけ人の心も揺さぶることになるわけです。
それを計算しての「キレる」ですから、本当はすこぶる冷静でなければできないことでしょう。
さすがです。と言わざる得ません。
つまり「キレる」という行為は、上手に使うことで、人間関係において自分の居場所をつくり、成功するためには欠かせないコミュニケーションのスキルであると言えると思います。
「キレるテクニック」を学んで怒りの感情を上手く“利用”していきましょう!
まとめ
実は、実は、ここで、面白い書籍を発見したんです!
中野信子さんの著書最新作「キレる」です!
「キレることは、人間の脳に組み込まれた“必要なメカニズム”だ」というのが、東日本国際大学教授で、脳科学の研究を行うかたわらで、書籍・テレビ等で情報発信をされている、脳科学者・中野信子さんの見解です。
そんな中野教授が、今注目しているのは「キレるスキル」。
怒りの感情を出すことに抵抗があり、身勝手な人に振り回されたり、ストレスを抱え込んでしまったりする人が多いですが、自分を守るためには、上手にキレることもまた必要だそうです。
『キレる』には、怒りの感情を抑えるのではなく“利用する”ことで、コミュニケーションを円滑にする方法が書かれています。
「損するキレ方、得するキレ方」「キレる自分との付き合い方」など「キレるテクニック」をこの際、学んでみてはどうでしょう。
キレる! 脳科学から見た「メカニズム」「対処法」「活用術」 (小学館新書) [ 中野 信子 ]
いかかでしたでしょうか。
発端は、自分の意見を口にする伝える勇気をもって欲しいという所からですが、
「よいキレ方」と「悪いキレ方」があるとするなら、
「よいキレ方」は、正当な怒り、相手に強くこちらの気持ちや意思を伝えるためのものであること。
「悪いキレ方」は、自分本位の身勝手な怒りを相手にぶつけ散らすことだけのこと。
この部分はコアな部分ですので絶対外せませんね。
あなたが、キレる人であるなら、この「よいキレ方」であってほしいですね。
もし、「キレない人」であるなら、今日、卒業しましょう。
自分の想いを口にすることは、勇気も必要ですが、搾取される側になるよりは絶対にいい人生になるはずだと信じています。
えっ、お前はどうなのか?って。
・・・
キレていますよ。(笑)
若い時は、口数少なく人の後ろに隠れるタイプでした。
今はがらりと変わりました。(笑)
逆に、疎まれるくらいです(´;ω;`)
なので、変われることは確実なんですね。
まぁ、その経緯はまたの機会に披露するとします。
今まで理不尽な境遇を幾度となく経験して来たことが、ばねになったのかなと思っています。(笑)
それと、見えるようになったことです。
一見よさそうに見えるのですが、それが全て真実ではないこと。
ローカル地方のある一部分だけでの話だったり、視野を広げたら、そんなことは無い!
という矛盾を感じることができるようになり、その矛盾の原因は何だと考えると正当性が見れないこと、単にお前の(相手側の)利己的な主張ばかりだったのです。
おっと、まとめが、まとめでなくなってきてますね。
切り上げないとずるずる行きそう・・・。
では、またお会いできることを楽しみにしています。
最後までお付き合いいただけたこと感謝します。