「リーダーとして認めてもらえるために必要なもの」について紹介していきます。
今までリーダーという器に必要なものをいろいろ記事に書いていますが、これもリーダーには必要な要素だと感じています。
なので、これに焦点を当ててみました。
この記事をご覧いただいた後には「説得力」のすごさとこれを利用しない手は無いという気持ちになるはずです。
それに、それ程難しい事では無いことも・・・。
これを知らないままの場合、受け入れられない形だけのリーダーだと、正念場という事態を乗り越えるのが困難になることも考えられます。
リーダーってやっぱりこんな人だよね
人の上に立つリーダーには、人間としても、魅力がある人間であることは欠かせません。
そのために求められる資質の一つに「説得力」があります。
これは、リーダーの優劣につながる大事な要素だと考えています。
例えば、リーダーの主張に(話に)肯定できないものばかりなら、あなたはその人をリーダーとは絶対に認めません、いえ認めたくないと思うと思うのです。
私もそう思います。
この人とは合わない!と思えば、付いて行って大丈夫なのか?と不安になります。
逆に確かに!なるほど!行けるかもしれない!と相手方に思わせることが大切です。
それには説得力が必要で、その説得力には「迫力」と「情熱」が必要なんです。
自信を持っている人の「行動や言葉」には「威厳」さえ感じることがあります。
多くは語らないが、背中を見て安心感を与える人とか、その方がそこに居るだけで安心するとか。
これは、もう感覚の世界ですね。
神様レベルです。
リーダーの存在感ってそんな感じでしょう?
それを身に感じるときは、相手から伝わる「迫力」や「情熱」を感じているハズです。
それは、相手の話す内容や仕草や行動そのものからも伝わってくるものでしょう。
もし、あなたがなんでも計算(そろばん)をはじくような考えの人だったら、おそらくこの「情熱や迫力」は期待できないでしょう。
それに「説得力を話し方のテクニック」と考えているのでしたら、おそらくそれは勘違いをしているだけ...。
このままでは得ることができないでしょう。
説得力とはどういうモノなのでしょう。
若い人は、会社の先輩や上司から、指導や説教を、飲み会なんかで先輩ずらしたい人たちから、耳にタコができるくらい聞かされるかもしれませんね。
これは説教であり、説得ではありません。
実際、説得するという行動にでるのは「反対意見を持つ人から同意を得る」または「同意を得たい」と考えている時です。
文字通り「相手の考え方を変化させる」または「考えをひっくり返す」事なのです。
例えば「男なんて、ウザイ、まっぴら」と考えている女性に「男ってやっぱり素敵だわ」「ちょっとお付き合いしてみようかしら」
等と思わせることが、それです。
・・・
簡単にはいかないですよね・・・
恋愛のノウハウは、モテない男性には、お金を出しても欲しいものなのですが...。
あはは・・・
男は単純なところがあって、心理的には、どうやって口説くか!(説得するか!)という手段や方法(テクニック)に目を向けたがる傾向が強いようですね。
お恥ずかしい、自分にも身に覚えがありますから、ほぼ正解だと思います。
簡単で効果的なやり方に走りたがります。
つまり彼女を振り向かせるには具体的にどうするの?
という類の思考しか、していないのです。(/ω\)・・・
手っ取り早い方法という事です。(笑)
努力も無しにそんな都合がいい話は、よくよく考えればわかる事ですよね。
結果を早く求める!
という男の気持ちは解らなくはないですが、テクニックに走るだけだとそれに
「説得力」や「威厳」はついてきませんし、そんなに容易に培えるレベルでも
ありませんしね。
功を焦り、ちゃんとした商材を選んでおかないと、お金を出して手に入れたが、
成果が出ない!
インチキだ!
という、まぁ、お決まりパターンに流れていくようにも思います。
やはり原点というか、相手の考え方を変えさせる力という意識を持たないと
いけない。
これがテクニックより先だと思います。
説得と妥協の違いはきっちり理解するべし。
私たち日本人は、島国であるがゆえに単一民族国家で、戦後は民主化制度の話し合い、多数決というどちら側でも中途半端なところで折り合いをつける事が日常となっているので、相手が「妥協」してくれた事を「説得できた」と捉えている部分も少なくありません。
強引なこじつけかもしれませんが言えて妙とは思いませんか(笑)
妥協ってのは「相互の歩み寄り」の落としどころだと思うのです。
その妥協も「人間関係の上では必要」な事も多いでしょう。
「妥協」は、感情的に「まぁ仕方がない」という事なのですから「厳密にいえば、どちらも本意ではない」のです。
バイト先で、シフトを変更するなどは、これに近いかもです。
商売人との値切りも・・・
う~んー これは違うね。
商品の値段は元から吹っ掛けた金額なら、売り手は損はしないはずですもんね。
リーダー(先輩)に人間関係は歩み寄りが大事だ。
と言われているので、作業の手順を議論している中でも、
そこはxxxちゃんが折れてよ。
ね!
「・・・はい、わかりました」
と不服そうな返事を言ったとします。
これを「よし説得できたぞ」なんて思ってもらっては困るのです。
これは説得ではありません。
その間違いに気付いてください。
リーダーは人を動かすことが仕事。
これは憶えてくれていますね。
自分の接する相手を「説得する」ことが理屈抜きに大事なんです。
この説得ができない場合(説得に失敗した場合)に、リーダー自ら動くのです。
いえ、自ら動かなければならなくなったというのが正解です。
説得できない(説得力がない)= 人は動かない → 動かないから自分で動くしかない。
こんな感じになるのです。
いう事を利かない部下・・・
「素直じゃない」「話を聴かない」とぼやくリーダーは、相手ではなく、自らの「説得力がない」事を反省すべきかもしれません。
できてますか?
「説得する」
これが・・・。
説得力ってなんだ
それは、「迫力」と「情熱」です。
迫力・・・
自信とスピード感です。
スポーツで考えるとイメージが伝わりやすいですね。
プロ野球でも迫力のあるゲームって、スピード感があふれて、勝つぞ!とキビキビしている緊張感あるゲームの状態ですよね。
どうせ負ける試合だなんて思ってやっているゲームには、スピード感は無いしこんなゲームには迫力はありません。
この迫力って理屈ではなくて、自分がやっている事への自信であり誇りなのです。
なんとしても勝つ!という未来に向けての賭けからはじまってるもの。
自信も誇りも感じられない人からは迫力を求めても無理です。
情熱・・・
損得抜き・打算を超えたものです。
資産家の御曹司で、親のレールに乗っていれば、次期社長、良家のお嬢さんとの縁談と親の資産にありつけるのに、好きな彼女と手を取り合って駆け落ち、とはまさに情熱のしめすところでしょう。
モーツアルトが、ザルツブルグの大司教に、あえて反逆し、三十五歳の若さで その日の食事にもありつけず、非人小屋に捨てられたにもかかわらず、音楽にすべてをかけた。
これが情熱です。
まとめ(結論を締める)
自信を持っている人の行動や言葉には威厳さえ感じることがあります。
それを感じるときは相手からの迫力や、情熱が伝わってきたときです。
相手の話す内容からです。
それは、お話してきたような「あなたの経験からくる自信や誇り」やってやるという強い意志や情熱を持っていることが大事です。
それを持ち合わせているうえに「どうやれば正しい方法で、成功を納められるか」という手段や方法を使うのです。
もし、あなたがなんでも計算(そろばん)をはじくような考えの人だったら、迫力や情熱は期待できません。リーダーではない。
別にあなたの役割があるはずです。
全て計算して動く人ですからリーダーではない役割に徹しましょう。
そう、参謀が良さそうです。
いかかでしたでしょうか。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
次回予告は、「表現力の豊かさが無いと説得力が欠けてしまう」です。
to be continued…