人間心理の法則には、思い通りに話を進める。三つの原則なるものがある

どうも会議の中でのことみたいですが、応用だってできるかもしれないので、見てみましょう。

会議を自分の思い通りに進めるにはぜひこれを知っておきたいです!

それは、心理学者スティンザーによる「スティンザーの三原則」と言われるものです。

この原則を巧みに利用すると、あなたの思い通りに会議を進めることが可能になるとか・・・。

ほんと!ですか!

ども、harutoです。

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スティンザーの三原則というのは

① 以前に自分と議論を交わしたことがある人物が会議に参加する場合、その人は自分の席の前(正面)に座る傾向がある。

② 一つの発言が出ると、その後に出る発言は「反対意見」であることが多い

③ 議長のリーダーシップが弱いと参加者は正面に座った人と話したがり、逆に議長のそれが強いと参加者は隣の人と話したがる。

という原則を示唆しているのです。

これは経験則っぽい感じですが、実際に事例の検証した結果の統計と考えていいと思います。

心理学では、定説となるものですからそこは実証があると思ってもいいことですよね。

 

これが、本当であれば、あなたが取る行動や注意点は

そこで、まず注意したい点といいますが、意識する部分ですね。

自分の前に誰が座るか?

です。

他の席が空いているのに、あえてあなたの前に座るというのは反論をする可能性が高いと受け取っていいでしょう。

(わぁ~やる気満々だね。)

そのため、あらかじめその人の意見に対抗できる材料や、賛同を得やすい意見をあなたも用意しておくといいですね。
そうすれば、やたら無理難題が来てもスムーズに応対して納得してもらえるよう流れをコントロールできそうです。

また、重要な発言を行うなら前もって出席者の意見を聞いておき、それを話の中に反映しておくと効果的ですね。

根回し、ネゴをとるとかいいますが、これは効果的です。

そうすれば、反対意見を唱えにくくなるので、あなたの意見が通りやすくなるでしょう。

後は、この法則を知っている相手だと逆の行動をすることもあり得ることも意識しておくことです。

つまり、あなたに反論したいと思っている相手が、わざとその位置を外して座るという事です。

正面に警戒している相手が座っていないから、安心!と思っていると裏をかかれますよ。

一つの発言後の「反対」意見に

これも、発言の直後の発言は「反対意見」という原則を相手が知っている場合は、そのタイミングを外すという事も考えられますね。

反対意見への対応の準備も怠ってはいないとおもいますが、次、来るぞ!というタイミングを外されると一瞬気が抜けるものです。

そこで気を抜かず、反論はまだ来るはずとの考えは想定しておきましょう。

想定しておけば、対処できます。

予想の範囲内の出来事だと人は、緊張もせず平常心で居られますからね。

ほら、来た!

って思うだけ、心の中では「ニヤリ」となってるはずです。(笑)

人が対処できないのは、予想の範囲内外の場合が多いのです。

さらに、会議の議長は誰なのか把握する

会議中の私語がどの位置で行われているかで、長の統率力を判断できます。

どう判断するかは以下の通り。

 ・統率力が弱いと、話が流されて収集できない場面が起きたりするでしょう。

 ・統率力が強ければ、意見の応酬が見込めなくなる可能性もあるでしょう。

 それに応じてうまく議長を誘導することができれば、会議の流れはおのずとあなたの望む方向へと進んでいくでしょう。

前提であるはずの「会議の議長は中立」を保つというのが理想ではありますが、一企業内では、そうばかりとは言えないでしょう。

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会議には根回しというのが付きものです

政治の世界とやらで聴くことが多いかもしれませんが、どこのビジネスマン達も、自分の意見を会議の席で採用してもらおうと画策するのは当然と言えば当然です。

そもそも会議と名を打つものは、会議の開催通知、議題が、事前に回されます。

当日会議に参加して「今日の議題は何?」というとぼけた御仁はさすがにいないでしょうけど(笑)

( 実は、そうでもないようなのですけどね(笑) )

当然、会議へ召集される人物も事前に分かります。

ここまでオープンになっている訳ですから、この会議で、なにかの同意を得て進めたい案件を持ち出す側であれば、賛成票を取りたいはずです。

そのため、根回しを用意周到に進めるのです。

目的は、自分らの提案を可決したいからです。

できる限り反対意見は出させたくないわけですからね。

「根回し」・・・

言葉からいい感じを受けないかもしれませんが・・・

ここでの「根回し」とはリーダーや中心人物・普段からよく発言する人への事前質問、 今の段階での考えを確認するといった意味と捉えてください。

 そうすることで会議中の脱線や、不要な対立を防ぐことができます。

まとめ

会議は報告の場ではなく、意思決定をする場であるという点があいまいな会議もあるようです。

会議の本来の目的をしっかり共有することが大事です。

 

例えば、卒業判定会議 

これなんかは会議の目的がぶれることは早々無いですよね

卒業か留年の判断です。

卒業ができない、現時点で留年の理由に「情状酌量の余地」がある場合は、それについての議論が交わされる事はあるでしょうが、それはこの会議での趣旨ではありません。
そこを無理やりここで、留年を卒業へとの意見陳述を始めるから、収拾がつかなくなるのですね。

気持ちは分かりますが、ここではありません。

 

では、今日はこの辺で、終わりにします。

また、お会いできることを楽しみにしています。

ありがとうございました。

Let’s meet again.



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