コーチングの質問する力。コミュニケーションやビジネスに使えます。

harutoです。

今回のお題は「質問」です。

話を聴いてもらう、協力を依頼したい、お願い事をする場合とか、どうしても最低限、双方が信じられる間柄でないとうまくいかないものです。

見ず知らずの人にいきなり、失礼なお願いを投げかける人はいないと思いますけど・・・。

あっ いた!・・・

「まじ! これやってしまって、失敗したんじゃ?」

うん。誰だお前?って言われた。

そりゃそうでしょ!

顔見知れでも、お願いや、問いかけなどは、唐突に行くと相手もなんなんだ!と構えてしまうものです。質問するなら先ず、易しい答えやすいものから始めて、必ず答えられる質問にするといいですよね。

そうそう、重いシャッターをこじ開ける?って記事を前回書きました。
こちらをまだご覧になってないって方は、是非見てください(^^)

ここから、ご覧いただけます!
心のシャッターは意外に重い(想い)。こじ開けてはだめですよ!

 

スポンサーリンク

質問はコミュニケーションの基本ではあります!

「引き出す」を前の記事で披露していますが、これを見て頂いた後に実践して思いっきり質問攻め!になってたりして・・・

↑↑こんな雰囲気になってたり・・・
スミマセン。こっちを先にお話しすべきでした。

遅いよ、それー

ごめん、ごめん!
いやぁー 行動力がそんなにあるとは・・・(笑)

 

相手に喋ってもらおうとするなら、こっちからいろいろ訊く事になります。
これは、間違いではないのですけど・・・。

いきなり核心を突くような「周りが、それ知りたいことだけど、いきなり訊いたぞ!」
そんな質問をやってると、返事をもらえないってこともあり得ます。
全く逆で「今、どうですか?」って、なんとも返事をしようがない質問も・・・

ちょっとご機嫌斜め状態だと「何が?」

こんな、返事が返ってくるかもしれません。

これはこれで、また、空気が澱みます・・・

警戒心を解いている間柄であれば、そこまで険悪にはなりませんが・・・。

もし、そうではない相手の場合は、考えないといけないですね。

あなただって、訊かれたくない質問とか、質問攻めって、いい気分しないと思うし・・・

相手もあなたと同じだってことです。

恐れ多いと感じる様な仰々しい問いかけをいきなりしたら、相手は?

うへー!

おいおい、かんべんしてよ!

となっちゃいます。

 

上司にだって、なんの前触れもなく、唐突に矢継ぎ早に

「どうゆうビジョンを持ってますか」

「この会社をどうしていきたいと思ってますか」

と部下から詰め寄られたら、こっちもいい加減には応えられないし、もし出社朝一番に問われたりしたら、頭が回ってない時に、いくら上司や先輩でも・・・

「うざいやつだ・・・」

と息苦しい気持ちになってしまいます。(笑)

・・・

これも実は、ある意味有効ではあるのです。ドア・イン・ザ・フェイスという過大要求法とも呼ばれるテクニックがあります。

どういう方法かというと、本命の要求を通すために、まず大きな要求を出して相手に断らせます。

その後に、本命の要求を出すという方法です。

これは、一度相手が「要求を断ったので、申し訳ない」という罪悪感を持つからです。

いやいや、姑息な手段に思えますが、人間の心理を突いたものなんですよね。

・・・

 

コーチングの基本は「相手から引き出す事」ですが...

だからと言って、いきなりぐいぐい相手の内にあるものを引きずり出そうと質問攻めにするのは、この場合には効果的ではありません。

これと軸を同じくして失敗するのが「答えにくい質問」を投げかけてしまっている場合です。

答えにくい質問って?

冒頭にお話ししたような「調子はどうですか?」みたいなもの、これも、よく使いそうなフレーズですが、ご機嫌斜めだと「何が!」ってなりますし、「おい!相対性理論についてお前の見解を述べろ!」とか?

・・・ (・・;;)ツ—-。

そうですね。

新入社員に「この会社の経営について業績を上げるために何をすべきだ。言ってみろ」

とかもです・・・。

同じくらいの難易度がありそうです。(笑)

加えて、さぁ、内なるものを引き出してやるぞ!

って態度がオーラになってめらめらと出てると、質問をされる側も、

「わ~・・・きっついなぁ」

と感じてしまって、答えにくいのに輪をかけて緊張から、喋れないなんてことになってないでしょうか?

これは、傍から見てても「いやいや、それ無理でしょ」って感じます。

 

受ける方も、意味のある大事な質問に答えるには、自分の意識を深く内側に入り込ませる必要がありますので、それまで外に向いていた意識を、急に深い内側に持っていく事は、

「寝起きに物理数学を説け!そして全問正解させろ!」

というくらい無謀であり、不快感しか残らないものです。(笑)

考えが追い付かないって感じですね。

それに、お互いの信頼度が低い状態だと、なおさらです。

大抵の人は「不快なこと」「嫌いなこと」「苦しいこと」なんかは、なるだけやりたくないわけですから。

 

スポンサーリンク

そこで、どうするか?

ですが・・・

慣らす意味もあり、意識を徐々にこちらに向けてもらう必要もあります。

ですので、先ずは単純明快な質問から。

「これ、どこで買ったの?」
「お昼食べた?」
「奥さん、元気?」

などの相手が抵抗なく答えられる質問をいくつかして、意識をこちらに向けさせて、それから少しづつ意識を内側に入れていくように手順を決めて進めるのです。

 

例えば、

YESとなる、容易な質問を数回投げかけるとか、「イエス誘導法」の応用や、
容易に返事がもらえそうな質問からスタートする「フット・イン・ザ・ドア」
の応用などもいいでしょう。

云わば、相手を慣らしてから始めましょう!

という感じですね。

それからですね、必要な質問を投げるのは。

そうはいっても、聞く相手によっては

回りくどいなぁ・・・

先輩!何か聞きたい事あるんでしょ?

ズバッと聞いてください。

 

という方もいると思いますが・・・wwww

 

まとめ (追記)

質問は、ある程度の警戒心レベルを解いておくことが先ですね、それから、先ずは、小さくして必ず答えられる質問からすることです。

言ってしまえば、難しい事ではないのです。

相手の事を考えてあげると、そうなりますよね。

1.いきなり質問攻めにならないように。
2.慣らす、意識をこちらに向けるために、答えられる質問からする。
3.本来の目的の質問は、1.2を踏まえてからやりましょう。

です。(^^)v

 

スポンサーリンク

フット・イン・ザ・ドア

段階的要請法とも呼ばれるテクニックです。
どんな方法かといいますと、最初に小さな要求を受け入れてもらい、最終的に本命の要求を受け入れてもらう方法です。

洋服の販売員はよくこのフット・イン・ザ・ドアのテクニックを使いますよ。
いきなり「洋服を買ってください」と言ってもお客様に洋服を買ってもらうのは困難なので、まずはお客様に「よかったら試着してみませんか?」と促して、試着させます。

人間の心理には「自分の行動と矛盾する行動は取りたくない」という一貫性の法則が働いていますので「試着したんだから買わないと」と思い「お似合いですね。

いかがですか?」と販売員が勧めると、ついつ買ってしまうのですよね。

...そこのお嬢さん!

 

そうだ!YES誘導法って、こんな感じです。

「最近寒くなったわね?」→イエス(そうだね)
「寒くて朝布団から出づらいわよね?」→イエス(そうそう)
「温かいものを食べたいわよね?」→イエス(うん食べたいね)
「今度温かいものを食べに行かない?」→イエス(お前と?・・・)

というように相手がイエスと答えるような質問を繰り返すことで、相手はあなたの質問に対して、イエスと答えやすくなります。

また、イエスと答えるような質問を投げかけ続けると、相手は「この人とは気が合う」と親近感を抱いてくれます。

目安としては、3回連続でイエスが取れれば、4回目の質問もイエスと答えてもらいやすくなりますよね...。

 

ムフ♡ これって、恋愛テクの一つですよ!
YESと答えやすくなるから、デートの約束するときにでも!

健闘を祈ります!
(失敗しても責任はとれませんけど…)

 

最後まで、お付き合い頂きまして、ありがとうございました。

【02 答えやすい質問から始めましょう】

 

 

スポンサーリンク
最新情報をチェックしよう!