ところで、あなたは上司が「あなたの為にアドバイスをしてくれている」言葉を信頼・信用して聞き入れていますか?
アドバイスにうんざり、アドバイスに関係のない事をこじつけて途中で嫌気がさしたとして、その人の言葉を跳ねのけてしまってませんか?
もしそうなら、もったいないことをしていますよね。
harutoです。
強い意志を持つことは大事なことですので、ここではそのお話をする記事にしました。
精神主義と強い意志は別物です。
気合いだー!
根性だー! 根性を見せて見ろ!
というフレーズは、今はもうほとんど聞くことが無くなりました。
根性論は今では死後になっていることでしょう。
スポーツの世界ではまだ、残っているかもしれませんけど。
俗にいう「精神主義」というものです。
もう、精神論で、ハイやります!という若者もいないでしょうしね。
私が子どもの頃には、先生もよく口にしていました。
拳固で、叩かれたりもしていました。
そういう時代でしたので、歯を食いしばって我慢したのを記憶しています。
(えっ何をして怒られたかってですか?
・・・ 内緒です(笑))
「根性」って、今の時代では、非合理的だし、非科学的の最たるものですからね。
何よりも押しつけがましいと感じる言葉の響きが、あまり好きではありません。
体育会系のスポーツの世界では、縦社会の縮図みたく、今も上下関係が厳しい世界という認識はあります。
組織として命令系統を守る意識などは、こういった世界で経験している分、会社の中では有利であることは理解できますので、すべてが悪いとは思いません。
組織の中でも忍耐力が、物を言いますからね。
まずいな、と感じるのは、一年の差が、すべてのような感じで、練習内容にも差があったり、一つ上の先輩が、新入部員の面倒を見るという流れでは、昨年先輩が一年生の時先輩からされたことを、今度は「する側」になるわけです。
もし、その内容が、先輩は神様と仰げ!という風潮であるなら、この一年生は悲劇以外の何物でもないでしょう。
もしかすると、スポーツ選手として一年のうちに心を折られて情熱が覚めてしまったり故障して、選手生命を絶たれたり、指導者の如何によるところもあるでしょうが、選手として、伸びる素養があっても平凡で終わってしまったりと、それを上級生が生意気だと寄ってかかって潰しにかかったり、そういった環境が残ってしまった事も事実だと思ます。
しかしながら、そういった体育会系の出身者が日本の企業戦士の基礎となっていると考えることもできると思ってもいます。
こういった人材は、組織では重宝するでしょうね。
自分でも矛盾するかも?
という気がしますが・・・。
強い意志というのは、根性論、精神主義に立脚しなくても養われます。
強い意志というのは、精神主義に立脚しなくても養われますよね・・・
根性論を唱えなくなった今日でも、強い意志を持つ若い人材も育っています。
私にも、自衛官の友人がいますが、彼は戦闘経験はないそうですが、PKOに参加した経験を持っています。
一応、日本の誇る軍務を司る自衛隊ですが、自衛隊でも根性論というものは、存在していないそうです。
体罰も厳禁だそうで。
但し、サバイバルができる精神と肉体を求められるので、訓練は厳しいそうです。
エリート部隊を望む隊員らは特殊な訓練課程によって、死の一歩手前(大げさかも?)
みたいな訓練をするそうですよ。
訓練で流した汗の量に対して流れる血の量が減る。
どこかで聞いた言葉です。
上手い!
すごくわかりやすいたとえだ!
あり得るという気持ちで、心に残りました。
厳しい訓練を耐え抜いた。という結果が自信につながり、勝てるという意識が強く持てるし、その自分の気持ちが信じられる。
NLPを学んでいると自分を「信じること」をとても大事にしているのです。
(後、相手を信頼する気持ちもです)
それに通じるところがあると思っています。
セルフイメージを強固にするやり方の一つですね。
人の意志の力は、握力の有無に関係している!
流石に、軍隊と同様な訓練を一般の人たちはやれませんが、人の意志の力は、握力の有無に関係しているというデータが出ているそうです。
という事は、意志の力を強固に鍛えようと思えば、握力を鍛える事です。
これなら、やる気持ちさえあれば、できます。
これから寒くなるんで、お風呂はシャワーという人も、湯船につかりたくなる季節です。
毎日お風呂に入浴する際、湯船の中で、
- 両腕を伸ばして、
- グーパーグーパと湯を掴むような感じで
- 初は100回やるといいですよ!
最初は途中で上腕が疲れますが、そのうち100回できるようになります。
出来たら、回数を増やしたり、セット数を増やしたりして、どんどん鍛えてみましょう。
それとついでに、第二の心臓と言われるふくらはぎ、ここも動かしておくといいですね。
全身の血流は心臓の鼓動だけで流すのはきついらしく、その役目を担っているふくらはぎも一緒に鍛えておくといいですね!
で、調べてたら、「すりの常習犯」の握力って普通の人より劣っていたそうです。
これは、やはり自分の意志をコントロールできない事につながっているのでしょう。
意志の力というのは凄い
いろんな意味において、意志の力というのは凄いと思います。一般的には考えている事だから、それで、自分の行動が変化するという意識は注意していないと気づけないものです。
あなたも、今なら、これまでの自分の行動が、自分が考えた事の通りに動いていたと気が付くでしょう。
何か、ひっかっかる時や、おかしくなる前兆には、このメンタルが影響していると思います。崩壊するのは精神面からですから。
意志が保てなくなると、戦場では、戦局が急変すると言われています。
- 冷静にいられることが肝心です。
- 冷静でいられることは、心に余裕が無いといけません。
- 余裕があるという事は、動じていない、つまり冷静でいられる。
- 余裕を保てるには、自分に自信が無いとできませんよね。
その自信を得るには・・・
そうです、日ごろの成果です。自身を持て!と言われて自信が持てるわけありません。
過去に自分はこれだけのことをやってのけた自負から生まれるのですから。
これまで血のにじむ思いで鍛錬(訓練)(仕事)をやってきた。
失敗もして反省し、改善して、なお失敗し、それでもあきらめずに続けてきた。
それが今のあなた(自分)です。
自信が、湧きますよね。
失敗を恐れませんよね。
仲間(同僚先輩後輩)が居ますよね。
継続することの大切さも見えてくるでしょう。
継続するためには、やる事を疑ってては続けられません。
それは意志の力でもあります。
最後に
あなたの身を案じて、真剣に接してくれているかもしれない人は・・・。
大抵、不器用な人で、あなたが気になって、ほっとけない人が多いと思います。
普段は、ポーカーフェイスです。(笑)
口数が多い人ではない、社交的とは言いずらい感じでしょう。
そんな人が見かねて手を貸そうと考えるのですから、あなたも、相当なものです。
でも、アドバイス等の目的は、今現在の状態を改善して、より高みへステップアップできるような仕組みを考えてくれていることでしょう。
今の疑問が解決したら、ハイ良かったね!以上。
というその場限りのモノではなく、もちろん現状も改善できますが、さらにその上まで考えての指導、指摘をやってくれているのです。
点の疑問を、点で解決できればそれでもOKです。
でも、OKなのは「新人やパートやアルバイト」の作業レベルです。
正社員(2年目以降)なら、点の疑問は、点で解決するだけでは不十分。
点と点がつながる線のレベルで解決を図れるようにしないとね。
おそらく、こういうアドバイスを受けていたのに・・・
それを、ちゃんと理解できているのですか?
という問いかけですね!
あなたは、あなたの為に何かアドバイスをしてくれている人の言葉を信頼できていますか?
途中で諦めて、その人の言葉を跳ねのけてしまってませんか?
もしそうなら、もったいないことをしていますよ。
自分で決めた「意志」は最後まで貫き通す覚悟で!
最後まで、ご拝読、ありがとうございました。